北田奨学会記念財団とは

公益財団法人 北田奨学会記念財団は、学業優秀・品行方正でありながら、経済的な理由で修学が困難な学生に奨学援助を行う財団です。株式会社ベスト電器の創業者 故北田光男氏が私財を提供し、平成10年3月に設立されました。

>>詳しくはこちら

光陰、矢の如し

公益財団法人 北田奨学会記念財団
理事長 有薗 憲一

光陰、矢の如し。
「光」は太陽、つまり”日”を、「陰」は”月”を表します。
「光陰」とは歳月、年月のことで、「年月は弓から放たれた矢のように、あっというまに過ぎていくものですよ、だから一分一秒を大切にして、充実した人生を送るように心がけなさい」という先人の教えです。
私にも若い時代がありました。高校から大学に進んだ頃は青春を謳歌していて、私が持っている時間は無限にあると思っていました。
すでに70歳を超えたいま、体の節々に少しずつ故障も出てきた私ですが、この歳になって初めて、「光陰、矢の如し」という言葉を、実感として受け止めています。失われた時間は二度と取り戻すことはできません。せめてこれからの人生、寸秒を惜しんで、充実した毎日を送っていこうと決意しています。
若い皆さんは、たくさんの時間を持っています。ありあまるほどの時間なので、多少ロスがあっても自分の長い人生には影響はないだろうと思っていることでしょう。しかし、「針の一穴から堤が壊れる」の例えどおりに、小さな気のゆるみが大切な人生を損なうこともあるのです。
光陰、矢の如し。
皆さんの持ち時間も、あっという間に減っていきます。
このことをしっかりとっ胸に刻んでおいてください。

私ども北田奨学会記念財団は、学生の諸君が、光陰矢のごとく走る貴重な時間を、無駄に費やすことのないよう、かつ、卒業後は立派な社会人として社会を支える役割を果たせる人間に育つよう、わずかですがその一翼を担うべく、努力してきましたし、これからも努力していく決意でおります。どうぞ当財団の意とするところを理解されて、財団活動にご協力のほど切にお願いする次第です。